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ウズベキスタン共和国におけるメンターシップ教育がキックオフ

  • 2月25日
  • 読了時間: 3分

更新日:2月26日


メンターシップ・プログラム オープニング・セレモニー
メンターシップ・プログラム オープニング・セレモニー

リリース日時:2024/6/28

山形大学アントレプレナーシップ教育研究センターがウズベキスタン共和国の政府系銀行であるビジネス開発銀行(BDB Bank)と締結したアントプレナー教育の提供に関して、現地の中小企業経営者を指導する現地メンターを育成するプロジェクトが本日キックオフされました。

昨今の経済発展及び急激な人口増によってウズベキスタンでは失業者の増加が深刻な社会問題となっています。その改善のために政府は新たな起業家の育成に力を入れており、山形大学もウズベキスタンにおいて日本流の起業術を指南するオンデマンド教育を開始しました。ウズベキスタンではそれ以外にも、オンライン/オフライン問わず、様々な起業家の育成の取り組みがありますが、それらで学んだ人たちを支援していく仕組みがまだ不十分でした。そこでウズベキスタン・ビジネス開発銀行と共に、日本で豊富な起業家及び経営者支援実績を持つ山形大学のメンター陣によるメンターの育成教育を開始しました。メンターを育てるという取り組みはウズベキスタンにおいては初めてとなる取り組みで政府をはじめ関係各所から大きな期待を寄せられています。

 実際の取り組みとして、ビジネス開発銀行傘下にあるウズベキスタン全国14か所の企業教育センターに登録されている企業家から70名規模のメンター育成候補が選抜され、山形大学アントレプレナーシップ教育研究センター・センター長の小野寺忠司氏と弊社代表の小俣伸二の2名で全70名の書類選考と面接を行い、その中から選抜された24名に対して当センター独自開発のメンターシップ教育を本日キックオフしました。プログロムは、座学と共に、地域課題解決を題材として社会起業を実際に行う前提でチームを組みワークしていくハイブリッド形式で実施されます。最終的には日本でワークショップを実施、社会起業のビジネスプレゼンテーションを行いその合格者にCertificateを授与する形になります。キックオフではソーシャルイノベーションの創出に関する基調講演を皮切りに、チームビルド、そして、各チームがどのような地域/社会課題に取り組んんでいくかをワークしてプレゼンテーションするという流れで実施されました。とても活気に溢れ、24名のメンター候補者の真剣さにこのプログラムの期待が更に高まる1日となりました。


ウズベキスタン全土の13州および1共和国から選抜された24名の精鋭
ウズベキスタン全土の13州および1共和国から選抜された24名の精鋭

チームワークの光景。1チーム4もしくは5名でチームを組成。5つの地域課題カテゴリ(人、産業、医療、環境、文化環境保全)の中から同様の課題解決に取り組みたい者同士でチームを組成
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チームワークでは日本人メンターもチームの輪の中に入り熱い議論を交わし合う。受講生は日本人メンターからの指導内容(視点や指導のポイント、やり方)を通して実践的に学んでいく
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各チームで決めた地域/社会課題をプレゼンテーション。なぜその課題に着目したのか?日本のメンター陣からの熱く厳しい質疑応答を交わす
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チームワーク、プレゼンテーションを終え、受講者の結束力が高まった。20代~50代の幅広い年代の受講者たち
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